玉座は衣を替える
由緒ある大聖堂の町に足を踏み入れれば、その主張はいまも石に刻まれて読み取れる。領主の館は川を見下ろす高みにあり、労働者の小屋はその下に連なり、そのあいだに立つ教会は、この配置が権力の偶然などではなく、天地創造の事実なのだと言い張っている。人類史の大半を通じて、物事の秩序は星々のように動かぬものと信じられてきた。王は神授の権利によって統治し、農民は月のように変わらぬ運命のもとで大地に身をかがめ、階層を問うことは単なる不服従ではなく、宇宙そのものへの反逆であった。人生は生まれと血によって縛られ――その確信こそが、世界を織りなす布地そのものだった。 やがて啓蒙が訪れた。平等、自由、そして人間の完成可能性を語る、理性の嵐であった。これらの思想は忍び寄るのではなく、革命を燃え上がらせた。だが誰もがその光を歓迎したわけではない。権力を握る者にとって、平等は特権を脅かし、自由は支配を脅かした。そしてここに、この歴史全体の核心にある動きがある――権力はただ新しい時代に抵抗したのではない。
著者:
Jan Verellen
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